第一目標である1,500万円を大きく上回る、2,445万円ものご支援をいただきましたこと、改めて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
この度は、屋根の修繕工事が完了したお知らせです。
クラウドファンディングでいただいた皆様のご寄付により、施設の屋根の修繕工事を無事に行うことができました。
心より感謝申し上げます。
今回の工事では、以下のような内容を実施いたしました。

工事は、2025年9月15日(月)から約1週間行われました。

電線まで草が伸び、工事の妨げになるので切りましたが、この日は強風でしたので大変だったと思います。

塗装前に高圧洗浄で汚れ落としです。

下地調整をしてくださっています。
塗装が染み込みやすくするために表面にうっすら傷をつけて塗料が付きやすく馴染むようにされるそうです。


スガ漏れ対策にハゼ締めを行っているところです。
機械で鉄板のつなぎ目を締めています。

<猫舎の水下コーキング処理(サンバナ役物>

<コーキング後>

<物置のスガ漏れ対策とハゼ締め>
ショップも同様に行っています。
以下、屋根工事を行ってくださった屋根の工事会社様からのご報告です。
① 屋根の雨漏り対策(事務所・ショップ・物置・隔離部屋・旧事務所・休憩室)
長尺板金の継ぎ目にあたる「ハゼ部分」を、より強力な締機(3番機)を使用して締め直し、さらにコーキング材でしっかりと塞ぎました。これにより、雪解け時期に発生しやすい雨漏りのリスクを大幅に軽減することができました。

<休憩所横のテラス 犬たちの屋根付きの運動場として使用しています>

<長尺運搬の荷上げ中です>

<断熱下地・下葺きカラールーフ>
② テラス屋根の葺き替え工事
テラスの屋根はかなり劣化していました。
既存の屋根の上に18mm厚の断熱材を敷き、その上に結露防止の下葺き材と仕上げの長尺板金を重ねることで、北海道の厳しい寒さと豪雪に耐えられる二重構造の屋根に仕上げました。

<猫舎屋根の施工前>

<施工中>

<猫舎屋根の施工後>

<事務所屋根塗装施工前>

<事務所屋根塗装施工後>

<猫舎・事務所の破風、淀塗装>

<事務所のスガ漏れ対策とハゼコーキング>
③ 塗装工事(猫舎・事務所・休憩室)
猫舎の屋根には「瓦棒」と呼ばれる長尺材を使用しており、水下部分の役物にコーキングを追加。屋根全体に細かい傷をつけて塗料の密着性を高めた後、高圧洗浄を行い、2液型シリコン塗料で丁寧に仕上げました。


<隔離室のスガ漏れ対策とハゼ締め>
④ 隔離室の屋根修理
剥がれていた屋根板金と破風板金を修復し、内部の野地板の補強として一部にコンパネ板を張りました。これにより、耐久性と安全性が向上しました。

<備品庫(しっぽショップ)のスガ漏れ防止コーキング>
⑤ 一部の外壁工事(事務所・休憩室)
ユニットハウスの結合部に外壁処理がされておらず、内壁のベニヤが露出して雨風が入りやすい状態でした。隙間に断熱材(グラスウール)を充填し、外側を板金でしっかりと覆うことで、断熱性と防水性を高めました。
以上、屋根の工事に関するご報告でした。
皆様のご支援のおかげで、動物たちが安心して過ごせる環境づくりが一歩前進しました。
これからも、命を守る現場を支えていただけることに、心より感謝申し上げます。
※なお、工事代金等は、その他の工事が終了いたしましたら、ご報告させていただきます。